主催者&スポンサーの立場から語る「Design Matters Tokyo 23」に参加すべき3つの理由

Spectrum Tokyoの三瓶です。今回はお知らせとお得なキャンペーンの紹介です(PR)。

6月2日、3日に世界中のデザイナーが東京に集うグローバルデザインカンファレンス「Design Matters Tokyo 23」が開催されます。

Spectrum Tokyoはこのイベントのスポンサーとして色々バックアップをしているのですが、実はスポンサーであると同時に私三瓶は当イベントの主催者でもあります(Spectrum TokyoとDesign Matters Tokyoは共に日本と海外のデザインシーンをつなぐという共通のミッションを持っており、私は双方の活動に関わっています)。

というわけで、主催者とスポンサー、双方の立場からしてSpectrum Tokyoでもこのイベントの紹介をしなければと思い、筆を執っている次第です。

TL;DR(要約)

長くなりそうな予感がしているのでTL;DR(Too Long; Didn’t Read=長すぎて読まない人のための要約)を置いておきます。

  • Design Matters Tokyo 23に参加すべき3つの理由
    • スピーカーのラインアップが超豪華
    • 世界中から集まる国際色豊かな参加者
    • テーマが最先端で攻めている
  • Spectrum Tokyoのコミュニティ割引あるよ

と、末尾にはコミュニティ割引置いておくのでよければ利用してくださいね。

Design Mattersとは

Design Mattersはもとはデンマークのコペンハーゲンで毎年行われているデザインカンファレンスで、2015年から毎年開催しています。2020年から日本でも開催し始めて、今回は小さなものを数えると3回目の開催になります。詳しくはこちらをご覧ください

デザインの最前線の情報を得に、世界中からデザイナーが集まってきます

プレゼンテーションとワークショップからなる、オーソドックスなカンファレンス形態を取っていますが、本国ではステージの隣にDJブースがあったり、夜にはライブがあったりと、フェスティバルな雰囲気を融合した楽しめるデザインカンファレンスとなっています。去年編集部でも実際現地に行ったのですが、そのときのレポートはこちらから読めます

Design Matters Tokyoも本国と同様の思想でデザインされており、お堅いカンファレンスというよりは、カジュアルで親しみやすいフェスの雰囲気を継承しています。グローバルカンファレンスなのでイベント全体はすべて英語なのですが(トークは同時通訳あり)、海外からのスピーカーだけではなく日本国内からも同じくらいの比率のスピーカーを出しており、国内外の双方向に学びがあるようにしているのは特徴的です。

今年のDesign Matters Tokyoの見どころ

さて、もう少し具体的に今年のDesign Matters Tokyoの話をしましょう。今年のDesign Matters Tokyoを見逃すべきではない3つの理由を考えてみました。

1. 世界でも類を見ないスピーカーラインアップ

主催の僕が言うのもなんですが、今年のTokyoのラインアップはかなりバリエーション豊かです。世界を見渡してもこのスピーカーの組み合わせはなかなか見れないのではないかと思います。

以下はほんの一部ですが、実にダイバーシティ豊かなラインアップとなっており、企業所属からフリーランスまでさまざまなスタイルのデザイン実践者が揃っています。

ここに載せきれていない、全体のラインアップはこちらから

有名大手企業のスピーカーも多いですが、Design Matters Tokyoのいいところは彼ら彼女らとの距離が近いところです。彼らもまた、日本という国とそこで働くデザイナーの考えていることに興味津々できていますので、是非会場で彼らとコーヒーでも飲みながら話してみてください。

ちなみにこれは去年のコペンハーゲンで、今年のTokyoでも登壇するNotionのAndrewが日本でのNotionの使い方を知りたいというので私のSpectrumでのNotionを見せているワンシーン。みんながフラットで接しやすい空気が素敵なイベントです。

2. 今年は海外から多数!多様な価値観に触れるチャンス

去年のDesign Matters Tokyoはコロナの水際対策により、海外からの参加者は受け付けていませんでした。ですが、今年は完全にオープンになり、海外からのチケットセールスが大変好調で、現時点で半数以上の参加者が国外からの参加者になります。これは当日DMM.comさんの会場内が完全に日本じゃなくなる予感しかしません。

国内で行われるセミナーやカンファレンスで、スピーカーゲストが外国の方なのはまあまああるかと思いますが、参加者までインターナショナルに染まる機会というのはなかなかありません。初日には参加者同士のネットワーキングセッションも予定しますし、アフターパーティなどでも交流の機会はあります。この非日常感はきっと皆さんのデザイン感にも多くの刺激を与えると思います。

いきなり外国人ばかりで怖い!と思う気持ちは皆あると思いますが、意外と混ざってみると雰囲気に流されて絡めたりもします。Design Mattersのスタッフも交流しやすい雰囲気を作っていきますので是非この機会を利用して、色んな国のデザイナーと話して多様な価値観に触れてみてください。

3. デザイナーが今触れるべき最先端のテーマ

Design Mattersでは毎回3つのテーマを決めて、ほぼすべてのトーク・ワークショップはそれに沿ったものになっています。これらのテーマは我々が独断で決めるわけではなく、コミュニティから意見を求めたり、前回のスピーカーを招いてどんなテーマにすべきかワークショップをして決めます。

Design Matters Tokyo 22のスピーカーさんたちとワークショップをしてテーマを洗い出しました

それを最終的に僕含む3人のDesign Matters Tokyoのチームでテーマに落とし込みます。こうすることで、我々が思うデザインが向かうべき方向と世の中のデザイナーにニーズの乖離なくコンテンツを届けられると思っています。今回は以下の3つのテーマに落ち着きました。

各テーマについて詳しくはこちらをご覧ください

だいぶ攻めているとは思いませんか? 正直これらについて話すデザイナーを探すのは容易じゃありませんでしたが…頑張りました!

AIとデザイン」はAI自体のデザインをするのか、AIと共にデザインするのか、AIを使ってデザインするのか、さまざまな切り口が考えられるいわずもがなホットなテーマです。

惑星中心設計」は実はちょっとした経緯があって、実は2020のDesign Matters Tokyoでは「人間中心設計から社会中心設計にしよう!」というメッセージを打ち出していました。より社会に影響する方向でデザインを考えたいよね、という話が常にあるのですが、近年では戦争や環境問題など、社会がより大きくなってもはや地球の心配をしなければならないレベルになっている、ということから「惑星中心」という言葉に行き着きました。広義ではデザインが社会や世界に対してどう責任を負うのか、どうインパクトを与えるのか、というお話になります。

最後の「ウェルビーイングのデザイン」はプロダクトやサービスをデザインする者として、ユーザーのウェルビーイングまで考えられているのか? というお話や、デザイナー自身が健やかな状態でデザインできているのか? など、デザインにおけるウェルビーイングを広く取り扱うテーマになります。

いずれもデザインに携わる身として難度の高い問いではありますし、きっとスピーカーさんたちも明確な答えはないかもしれませんが、イベントを通して共に考えていきたい問いばかりだと思います。

世界のデザインの現在地を肌で感じよう

まとめると、Design Matters Tokyoの2日間は世界のデザインの現在地を感じることのできるイベントと言って過言ではないのではないでしょうか。国内でこれだけの海外スピーカー、参加者がリアルで集まるイベントはなかなかありません。

正直、チケットは近年のデザインカンファレンスに比べても高いと思います。個人ではなかなか手が出しにくい価格なのは間違いなく、どちらかといえば会社やチームの上の人と掛け合うタイプのイベントだったりもします。そこはすみませんが変えられない部分ではあります。ですが、飛行機のチケット取って宿取って行くような海外のカンファレンスが国内で行われるんだと考えればどうでしょうか。世界情勢や円安で海外に出づらい状況な今、貴重な海外交流のチャンスでもあります。

ぜひできれば会場で、お会いしましょう。難しい方はオンラインででも。

皆さまのご参加、お待ちしております。

Spectrum Tokyoコミュニティ割引

Spectrum Tokyoをご覧の皆様向けに、チケットの割引のご案内を致します。下記リンクから割引の適用されたチケットが購入できますので、是非ご利用ください(有効期限は5月15日までです。それ以降は通常価格になります)

Design Matters Tokyo 23
割引チケット購入

また、この割引と併用できる団体割引もご用意しています。4人以上で更に10%、10人以上で20%割引させていただきますので、ご興味ある方はこちらのフォームからご連絡ください。

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